北海道一の絶景!? 羅臼湖・三の沼

知床に精通する『ニッポン旅マガジン』の取材スタッフが、「北海道一の絶景」と太鼓判を押すのが羅臼湖歩道途中の三の沼です。
地元・知床羅臼の人はシンプルに「三湖」と呼んでいます。

羅臼湖歩道の三湖は、知床五湖に非ず!

ここで、初めて知床を旅する人は、ウトロ側にある「知床五湖」の「三湖」と混同してしまいます。
知床五湖はウトロの海岸段丘の上にある湖沼群。羅臼湖の湖沼群は、知床連山の山上、標高700m以上の雲上に位置しています。
「三湖が素晴らしいんですって!」「ああ。私も北海道ツアーで行った!」なんて会話に出てくる三湖は、ほとんどの場合、知床五湖の三湖です。というわけでまずは、下の地図でじっくりと場所の確認から。

羅臼湖周辺にある湖沼群はダントツに大きな羅臼湖を除いて、国土地理院の2万5000分の1地図に記載されているものだけでも11を数えます。そのうち羅臼湖歩道の途中にあって見学できるのが二湖、三湖、四湖。以前は一湖も眺めることができましたが歩道の付け替えにより、(人目に触れない)神秘の池に戻ってしまいました。

「あまりきれいな景色なので涙を流す人もいるほど」というのが三湖(三の沼)です。一帯の湖沼群は天頂山(1046m)の3000年ほど前の爆発で流れ出た溶岩流などによって川が堰き止められて誕生したもの。
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絶景は風のない午後に現れる!

「光線状態は午後、できれば夕方の斜光線がベスト」とプロのカメラマンはアドバイスしますが、
「朝夕はヒグマの活動時間となるので要注意だな」(知床ガイド協会羅臼支部長・湊謙一さんの話)とのこと。

三湖で標高は700mほど。しかし北国ゆえに、周辺にはハイマツが繁茂し、天然の庭園(天然公園)。しかも北北東に羅臼岳の勇姿が。これが三の沼の絶景を生み出しています。風がない日ならさらに「逆さ羅臼岳」が沼面に映り、絶景がさらにバージョンアップします。

三の沼までは羅臼湖歩道入口の羅臼湖入口バス停から徒歩30分ほど。のんびり歩いても1時間~1時間30分ほどあれば楽に往復が可能です。
三の沼の南の畔には林野庁が雪解けに設置し、晩秋に撤去する「三の沼展望台」があります。展望台と称していますが、単なる金網の台です。それでもこの台があることで沼の畔の湿原が守られているのです(例年7月初旬に作業が行なわれます)。

羅臼湖トレッキングMAP(詳細版)はこちら

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